諏訪春雄通信

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2021年05月

思い出の一枚 中国南部の苗族集落には、芦笙(ろしょう)柱が立っている。思い出の一枚である。芦笙柱は苗族の生命世界の根幹を司る宇宙樹である。芦笙柱はフウ(楓)の木で作られ、頂上に太陽の昇る方向を向いた木製の鳥が止まっている。この柱には下から竜が巻きつき上方に ...

思い出の一枚 思い出の一枚は鳥取県境港市の水木しげるロードである。この町のメーンストリートは、道の両側に水木しげるのアニメの主要キャラクターの銅像が数メートル間隔で飾られ、その行き先には水木しげる記念館がある。まさに町全体が水木しげるアニメで成り立ってい ...

思い出の一枚 出雲大社の本殿の後ろに「八雲山」という山がある。 この八雲山こそが出雲大社の御神山であり、御神体そのものである。今回の思い出の一枚である。この八雲山は現在は禁足地になっており、山に入ることは許されない。 八雲山の麓、八雲山を背にする位置に「 ...

思い出の一枚   韓国ソウルの天壇である。 豊作を祈ったり、雨を祈ったりした天壇は韓国のソウルにも実在する。韓国の史跡第一五七号である円丘壇(ウォングダン)は、ソウル市中区小公洞の、現在はウェステン朝鮮ホテルが位置するところにあり、ホテルの後ろに石鼓(ソッ ...

思い出の一枚 太陽の塔である。 太陽の塔は、一九七〇年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会のテーマ館の一部として芸術家の岡本太郎によって建造され、万博終了後も引き続き万博記念公園にのこされた。私も数回わざわざ訪れて見学した。太郎はこの太陽の塔のイメー ...

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